![サークルスクエアのメールをLINEへのアイキャッチ](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/CS2line_eyecatch.jpg)
こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
![こども](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k08_kids_komatta_240.jpg)
おとん、サークルスクエアからのメール、見逃しすぎちゃうか!?
ちゃんとチェックしてや~
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k03_sad_right_240.jpg)
PTAとか地域活動以外の他のノイズが多すぎるから、しゃーないねん…
今回は、そういう方に向けた、とっておきの方法
「サークルスクエアのメールをLINEで受ける方法」
を紹介します。
今回の記事は、以下のような方向けです。
- メールが多すぎて必要な情報を見逃してしまう
- メールではなく、ふだん使っているLINEで通知を受けたい
プログラミングやスクリプトなしで、サークルスクエアからのメールをLINEで受ける方法を紹介していますが、手順が少し多いです。
写真メインで手順を分かりやすく紹介しているため、写真点数がかなり多い記事です。
分かりにくい点や、困った点などあれば、いつでもお問合せください。
サークルスクエアからのメールをLINEで受ける方法の全体像
こちらの記事でも紹介しましたが、基本的にサークルスクエアとLINEを直接連携させることはできません。
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k05_doya_240.jpg)
そこで!Webサービス同士を連携させるWebサービスを使います!!
全体像は以下のようになります。
サークルスクエアに登録しているメールは”Gmail”という前提です。
“zapier” で “Gmail” のフィルターをかけ、”zapier” から “IFTTT” にメールを飛ばし、”IFTTT” から “LINE Notify” を使って “LINE” へ通知する、という流れです。
手順は右からさかのぼっていきます。
![サークルスクエアからLINEへメールを通知するステップの全体像](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/CS2line_step.jpg)
少しステップが多いですが、これができると他のMailやWeb ServiceともかんたんにLINEと連携できるようになるため、メリットが多いです。
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k04_smile_front_240.jpg)
Gmail 以外のMailでも Zapier や IFTTT にあれば、この流れとは違ってきますが同じような形でできるよ
IFTTT(「いふと」と読みます)は、数百以上のWeb Serviceを連携できるWeb Service です。
Twitter, Facebook, Instagramなどの各種SNS、Google, Amazonなどのスマートスピーカー、HueやPanasonic Home Navigationなどの電化製品コントロールなど、多くのサービスと連携できます。コンシューマ向けが多い印象です。
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
変わったところではDomino’s pizzaなども!
Zapier(「ざぴあ」や「ざぴえる」と読みます)も、IFTTTと同様に多くのWeb Service を連携できるWeb Service です。
![](https://res.cloudinary.com/zapier-media/image/upload/q_auto/f_auto/v1705964464/Homepage%20ZAP%20Jan%2024/og-HP_wewik7.png)
Zapierも各種SNSなどのサービスもありますが、IFTTTに比べてすこしビジネスよりのサービスが目立ちます。
Salesforce, AWSの各種サービス, githubやasana,slack などのDevOps系など。システム連携系も多いですね。
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
会社の業務でも使っていますが、けっこう便利♪
サークルスクエアからのメールをLINEで受けるステップ
サークルスクエアとLINEを連携させるためのステップは5つ!
手順は少し多いですが、クリックとコピペのみで完成します。
- ステップ1LINEのメアドとパスワードを設定する
- ステップ2IFTTTで “LINE”、”email” のサービスと連携する
- ステップ3IFTTTで “email to LINE” のFlowを作成する
- ステップ4Zapierで “gmail to gmail” のFlowを作成する
- ステップ5サークルスクエアからmail配信してLINE通知がくることを確認する
ステップ1:LINEのメアドとパスワードを設定する
LINEアプリの”設定”–>”アカウント”からメアドとパスワードを設定しましょう。
既にLINEで、メアドとパスワードを設定している方は、このステップを飛ばせます。
![LINEの設定画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s1_line_setting-385x500.jpg)
![LINEのアカウント設定画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s1_line_setting_account.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
メアドとパスワードはステップ2で使うよ
ステップ2:IFTTTで “LINE”、”email” のサービスと連携する
いよいよIFTTTを使っていきます。HPから、メアドでサインアップするか、他のアカウントを使ってサインインします。
![IFTTTのホームページ](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s21_IFTTT_HP.jpg)
LINEを検索します。
![IFTTTでLINEサービスを検索する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s22_IFTTT_line_search.jpg)
検索結果の “Services” のところからLINEを選択します。
![IFTTTのServiceのところからLINEを選択する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s23_IFTTT_line_searchresult-472x500.jpg)
LINE の Service から、”Connect” をクリックし接続します。
![IFTTTのLINEサービス](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s24_IFTTT_LINE_top.jpg)
ステップ1で設定した、メアドとパスワードでLINEにログインします。
![IFTTTのLINEサービス連携でのLINEのログイン](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s25_line_login.jpg)
“同意して連携する” を押して、IFTTTがLINEと連携する許可をします。
連携すると、LINEに “LINE Notify” が友達登録されます。
![IFTTTのLINEサービス連携のためのLINEの許可画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s26_IFTTT2linenotify.jpg)
友達登録された “LINE Notify” です。サークルスクエアからのメールはこちらに通知されます。
![LINEアプリでLINE Notifyの友達追加を確認](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s27_LINE_notify-480x500.jpg)
![IFTTTとLINEが連携するとLINE Notifyに通知がくる](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s28_LINE_notify_added.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
これでIFTTTからLINEへ通知する準備が完了!
他のServiceからもLINEと連携できて、けっこう便利♪
次に、IFTTTでEmailを検索して以下のEmail ServiceとConnectします。
![IFTTTのEmailサービス](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s29_IFTTT_email_top.jpg)
利用するメアドを入力します。
![IFTTTのEmailサービスとの連携](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s210_IFTTT_email_enter.jpg)
入力したメアドにPINコードが送信されますので、そのPINコードをPINの欄に入力します。
![IFTTTのEmailサービスとの連携でPINを入力](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s211_IFTTT_email_enterpin.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k04_smile_front_240.jpg)
これでIFTTTで利用するServiceの設定は完了!
手順はあと半分、頑張って!
ステップ3:IFTTTで “email to LINE” のFlowを作成する
いよいよIFTTTでFlowを作成します。
右上のアカウントのところから、”Create” を選択します。
![IFTTTのフロー作成はCreateから](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s31_IFTTT_create.jpg)
以下の画面になったら、”+”を押します。
![IFTTTでEmaiからLINEへ通知するフローを作成する最初のステップ](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s32_IFTTT_create1.jpg)
emailで検索すると、ステップ2で連携した ”Email” Serviceが出てくるので選択します。
![IFTTTのフロー作成でEmailサービスをトリガーに設定する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s33_IFTTT_create2.jpg)
triggerとして左側の “Send IFTTT any email” を選択します。赤枠部分のアドレスに対して何らかのmailが送信されると、このFlowが動き出しLINEへ通知されます。
![IFTTTのフロー作成でEmailのトリガーを設定する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s34_IFTTT_create3_trigger.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
赤枠部分のメアドは、ステップ4で使うよ
次にアクションの設定です。Thenのあとの”+”を押して下さい。
![IFTTTのフロー作成でアクションを設定する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s35_IFTTT_create4.jpg)
”LINE”で検索して、LINE Serviceを選択します。
![IFTTTのフロー作成でLINEサービスを検索](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s36_IFTTT_create5.jpg)
LINE Serviceのアクションを選択します。
![IFTTTのフロー作成でLINEへ通知を選択](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s37_IFTTT_create6.jpg)
次の画面で通知するメッセージの内容を設定します。ここの内容を変更することで、受けるメッセージの中身を自由に変更可能です。
![IFTTTでサークルスクエアからのメール内容からLINEへ通知する内容を設定する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s38_IFTTT_create7-260x500.jpg)
これで、IFTTTの “trigger” のメアドに、特定のメアド(以下では ”oton.tech” のメアド)から送信されたmailが、LINEへ通知されるFlowが作成できました!
![IFTTTでEmailからLINEへ通知するワークフローが完成](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s39_IFTTT_create8-290x500.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
triggerのEmail部分を別のServiceに変えることで、いろんなServiceからLINEと連携ができるよ
ステップ4:Zapierで “gmail to gmail” のFlowを作成する
サークルスクエアからGmailに来るmailだけを通知したいため、Gmailのフィルタをかける必要があります。
そのフィルタをZapier 実現しています。
Gmailのmailを、フィルタをかけて、IFTTTのメアド “trigger@applet.ifttt.com” へ飛ばすため、です。
2019年3月30日までは、IFTTTにGmail ServiceがありIFTTTだけで「gmail to LINE」のFlowができたのですが、2019年3月31日以降はIFTTTのGmail Serviceが使えなくなり、代替手段として Webhook を使ったり、GAS(Google App Script) を使ったり、といろいろな工夫がされています。
Gmailのフィルターと転送機能でIFTTTのメアドに飛ばせれば良いのですが、Gmailから転送するメアドは認証が必要なため、IFTTTのメアドには直接飛ばせなくなっています。
今回はノンプログラミングで実現するため、Zapierを使って(サークルスクエアで利用している) GmailとLINEとの連携を行っています。
さっそくZapierを使っていきましょう。
サインアップでアカウントを作成するか、GoogleやFacebookなどの他サービスのアカウントでサインインします。
![Zapierのログイン画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s41_zapier_top.jpg)
サインイン直後の画面です。
![Zapierのログイン直後の画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s42_zapier_login.jpg)
一番最初のワークフロー(IFTTTのFlowのようなもの)作成画面です。
両方ともGmailを選択し、左側を “New Email” 、右側を “Send Email” として、 ”Use Zap” をクリックします。
![Zapierのワークフロー作成でGmailとの連携が完了](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s43_zapier_workflow.jpg)
ZapierからGmailと連携するために、Gmailにサインインします。
いずれもサークルスクエアで利用している同じGmailアカウントです。
![Zapierのワークフロー作成でGmailと連携する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s44_zapier_workflow.jpg)
ZapierがGmailにアクセスするための許可画面で、”許可” を押して連携完了です。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s45_zapier_workflow3-330x500.jpg)
ZapierとGmailが連携すると、このようにGmailアドレスが入っている状態になります。
この画面で、左下の “Go to Advanced Mode” をクリックします。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s46_zapier_workflow4.jpg)
”Advanced Mode” ではこのような画面になります。
まず ”1.New Email in Gmail” をクリックして、設定します。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s47_zapier_workflow5.jpg)
“Choose Trigger Event” として、”New Email Matching Search” を選択し “CONTINUE” を押します。
![Zapierのワークフロー作成の設定画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s48_zapier_workflow6.jpg)
“Search String” の欄に、サークルスクエアからくる送信元のメアドを入力します。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s49_zapier_workflow7.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
ここを変更することで、タイトルに特定キーワードが含まれるmailだけ、などLINEへ通知するメールにフィルタをかけることができるよ
既にGmailと連携しているため、実際のデータを例に確認ができます。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s410_zapier_workflow8.jpg)
次に、”2.Send Email in Gmail” の設定を行います。
ステップ3でメモしておいたIFTTTのメアド “trigger@applet.ifttt.com” を、 “Customize Email” のTo欄に設定します。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s411_zapier_workflow9.jpg)
From欄にはGmailの自分のメアドを設定します。IFTTTのEmail Service連携で設定したメアドと同じものです。
![ZapierからGmailで送信する送信元アドレスを設定する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s412_zapier_workflow10.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
IFTTTへ特定のメアドからmailがきた場合、という条件の元になるメアドになるよ
転送するmailの内容を入れていきます。実際のmailからデータを引っ張ってきてくれているため、内容を見ながら変更できます。
![](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s413_zapier_workflow11.jpg)
これで Zapier のワークフロー設定が完了です! “Done Editing” を押しましょう。
![Zapierのワークフロー設定の完了](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s414_zapier_workflow12.jpg)
Zapier で作成したワークフローを有効にします。一番下のOFFとなっている部分を押してONにしましょう。
![Zapierのフロー作成完了後に有効にする](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s415_zapier_workflow13.jpg)
右上の部分がONと緑になっていることを確認します。
![Zapierのフローが有効になった状態](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s416_zapier_workflow14.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k04_smile_front_240.jpg)
以上で、Zapierのワークフロー作成が完了です!お疲れ様でした!!
Zapier でこのワークフローが実行された場合には、Zapier の画面の左、”Task History” のところから確認できます。
何かエラーが起こっている場合にも、まずここを確認してみましょう。
![Zapierでフロー実行後の確認](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s417_zapier_result.jpg)
ステップ5:サークルスクエアからメール配信してLINE通知がくることを確認する
いよいよ最終の確認です。
サークルスクエアから、確認用のmailを送信します。
![サークルスクエアとLINEの連携を確認するメールを送信する](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s5_CS_sendmail-283x500.jpg)
以下のように、LINE Notify に通知がきました!
![サークルスクエアから送信したメールがLINE Notifyへ通知された画面](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/05/s5_line_notify_fromIFTTT-458x500.jpg)
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k01_smile_right_240.jpg)
LINEに通知するmailの内容を修正したい場合は、ステップ4の送信メールの内容を変更!
LINEでサークルスクエアからのメールを受ける方法のまとめ
少し手順が多かったですが、「サークルスクエアのメールをLINEで受ける方法」はいかがでしたでしょうか?
メールだと、どうしても大事な情報が埋もれがちになってしまいます。
サークルスクエアからのメールをLINE通知に一本化することで、大事なメールも見逃さずにすみますね。サークルスクエア以外にも、応用可能です。
![おかさん](https://oton-tech.com/wp-content/uploads/2020/04/k04_smile_front_240.jpg)
少しでもお役にたてば、うれしいです
困ったところがあれば、お問合せください
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