こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
今回の記事は、息子が小学校を卒業するにあたり、父と息子2人で卒業旅行として「本物(野生)のシャチを見に行こう!」と企画・実行した、という記事です。
シャチを見られる確率が高い6月の、週末を利用して弾丸ツアー的に、東京から知床まで親子2人でのシャチ見学ツアーでした。さて、シャチを見ることはできたのでしょうか!?
この記事は、パパ育コミュ@ブログ部における「ブログ駅伝」の活動として、2021年6月のテーマ「子供に喜ばれた、プレゼント‼︎”残念な”プレゼントも⁉︎」にそって、書いています。
私は、Cチームの2番走者、Cチームの走者は以下の通りです。
父と2人の卒業旅行を果たして喜んでくれたのか?は謎ですが(笑)、ふだんの写真だとむっつりしている顔が多い息子が、笑顔の写真が多かったので、喜んでくれたプレゼントだと勝手に思っていますw
なぜ、シャチ見学?
幼稚園の頃から海洋生物が好きだった息子のために、毎年春・秋と鴨川シーワールドホテルに宿泊して2日間鴨川シーワールドでシャチを見る、という定期イベントが、小学校低学年くらいまで続いていました。
秋は誕生日に合わせてプレゼント代わりの鴨川シーワールドでした。
鴨川シーワールドのシャチのショーは、シャチ愛が伝わってくる、かなりレベルの高いものですので、一見の価値ありです!鴨川シーワールドホテルへの宿泊がオススメです!
高学年になるにつれ、行事やクラブで忙しくなり、年に1回程度になりましたが、シャチ熱は高いままでした。
テレビのこんな番組などでシャチの生態を知るにつれ、「いつか野生のシャチを見てみたいね」と話していました。
小学校の卒業旅行に「シャチ見学ツアー」を企画
小学校6年に入ってすぐ、妻が息子と2人で知床までシャチを見に行きたいと言い出し、色々な旅行プランを検討しはじめました。
私は「いいね!」と言いながら見ていたのですが、結局現地での移動手段がレンタカーを使わないとこのツアーが成り立たず、車の運転に慣れている私が行くことに…
こんなプランでした。
■初日(金曜日)
昼過ぎに自宅出発
夕方の飛行機で羽田から女満別空港へ
女満別空港でレンタカーを借り知床まで移動
■2日目(土曜日)
AM, PMともにシャチツアーを予約
■3日目(日曜日)
昼までに女満別空港へ移動
女満別空港から羽田へ
夕方に自宅着
これが、卒業旅行としてのプレゼントです!
いざ知床、シャチツアーへ!
シャチが見られるシーズンは5月~7月、自然が相手なので観光船もいつでも出航できるわけではありません。直前まで、現地の観光船のブログで出航状況やシャチの目撃状況を確認しつつ、祈るような気持ちで出発しました。
せっかく行っても、天候が悪く船が出ない、シャチが見られない、という可能性も十分あったので、イチかバチかのツアーでした
出発する金曜日時点ではシャチの目撃情報もあり、期待が高まっていたものの、天気があまり良くない状況だったため出航できるか心配でした。
祈るような気持ちで、当日早朝に観光船の事務所まで行くと、「出航予定」の文字が!
観光船情報では白いシャチ(アイスバーグ)も見られたとの情報もありましたが、とにかくシャチが見られたら満足!という気持ちで出発です。
当日の出航予定 当時の観光船情報
天候はくもり、こんな感じで生き物を探しながら船が進んでいきます。幾つか観光船の会社が船を出しているので、無線で連絡を取りながら生き物のポイントなどの情報をやり取りしながら、進んでいきます。
途中、船長さんから船内アナウンスがあったので、いよいよシャチか!?と思ったら、珍しい鳥(ワシだったか、アホウドリだったか、失念。。)が飛んでいる、とのことでした。
その後、イルカの群れ(これもこの時期では珍しいらしい)を見たりしながら、だんだんと終わりの時間が近づいてきました。周りの観光船とやり取りしながら、急に船が速度を上げてロシアとの国境近くまでやってきました。
「船の右前方」という声とともに、右前にだんだんと背びれが見えてきました!お目当てのシャチです!!
その後、数分間、観光船の近くでゆったり泳いでいたシャチは、少しずつロシア領域に移動していきました。
数分間でしたが、親子で野生のシャチを観察でき、十分な体験でした!
本物の体験をプレゼント
この卒業旅行のシャチ見学ツアーは、親子ともにかなり鮮明に記憶に残っています。
体力的にはキツかったですが、シャチツアーはもちろん、道中やホテル宿泊、現地グルメなど、親子二人で満喫した貴重な時間でした!
子供が大きくなるにつれ、そうした「本物の体験をする」ことの楽しさが理解できるようになり、また記憶にも残ることで、よりいっそう大事だなと思うようになりました。
子供が小さいうちだと動物園や水族館などもそうですね。
また、少し大きくなってくると、プロからの学び体験ができるGifteなどのプログラムに参加するのも良いですね。
手段はどうあれ、本物に触れる、本物の体験をする、ことで五感を刺激したり、何らかの形で子供の心に残る、プレゼントになると思っています。
コメント
素敵です!子供の「好きな気持ち」にこれだけ寄り添ってあげられるパパは、なかなかいないだろうな〜!と読んでいて思いましたし、そんなおかさんの子供への愛情を文章から感じました。
我が家も母方の実家が道東なので、女満別空港をよく利用するのですが、いつか知床にも足を踏み出してみたいな〜と、改めて思いました。