こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
帰省もできず、都外へのレジャーも自粛ムードの状況の中、少しでも夏のレジャーを子供たちに、と東京湾へ家族で釣りに出かけました。
釣りは手軽に子供たちとも楽しめるうえに、釣れると満足度が非常に高いのでオススメだよ!
今回、釣りに出かけた東京湾の若洲海浜公園を例に、子供と釣りを楽しむポイントを紹介します。(釣行日:2020年8月12日)
子供と釣りを楽しむための事前準備
子供と釣りを十二分に楽しむためには、事前の準備が必須です。
釣りの知識がない初心者でも、この事前準備次第で魚を釣ることができますので、確認しておきましょう。
場所、時間帯
まずはどの辺りまで釣りに行くことができるのか?を確認しましょう。
移動手段が車/電車によって、行ける場所や時間帯も変わってきます。
また、場所と合わせて時間帯も非常に重要です。
- どの時間帯に釣りに行けるか?
- どの時間帯が釣れるか?
家族、特に子供連れの場合、あまりに朝早い時間帯や深夜はさすがに釣りに行けません。
また、満潮・干潮の加減で魚が釣れたり・釣れなかったりするため、潮見表で事前に確認しておきたいですね。
今回は、我が家から1時間程度で行くことができる都内の若洲海浜公園に、早朝から出かけることにしました。
ちょうど6時~9時くらいが潮が満ちてくる時間帯で、釣割の爆釣タイムでも良かったからです。
どんな魚を釣りたい?
次に、どんな魚を釣りたいか?ですが、初心者や家族連れの場合にはさびき釣りやちょい投げ釣りがオススメです。
釣りの仕掛けなども簡単で、手軽に楽しめます。
さびきでは、アジ、サバ、イワシ、などがメジャーどころですが、釣れる対象の魚は多いです。
ちょい投げ釣りでは、アイナメ、カレイ、メゴチ、ハゼ、などなど、こちらも対象となる魚は多いです。
また、場所や季節により釣れる魚が変わってきますので、釣りに行く場所でどんな魚が釣れるのか?釣れているのか?などを確認しておきましょう。
釣りに行く場所のHPやSNS、また付近の釣具店などのHPやSNSで最近の様子や釣果などの情報があるので、事前にチェックしておくと役に立つよ!
今回は、8月の若洲海浜公園での釣り、ということで、
- さびきでアジ・サッパ・イワシ
- ちょい投げ釣りでキス・ハゼなど
が釣れればいいなぁくらいの感覚で行ったよ
持ち物
釣り道具
若洲海浜公園のようにショップがあり釣り道具一式がレンタルできるところもあります。ただ、若洲海浜公園のショップも開店する時間帯が決まっているため、事前に確かめておきましょう。
自分で用意するなら、
- 釣り竿:最初は初心者用釣りセットが便利
- 釣る魚に合わせた仕掛け
- エサ
- クーラーBOX
- 汚れてもいい手拭きタオル(魚や海水で濡れた手をさっと拭くのに便利)
は必須です。
釣具店で初心者用セットなどもありますので、相談すると丁寧に教えてくれます。
うちでは、子供用の竿の1つは、チャレンジタッチの景品でもらったものです。堤防釣りでは十分使えるよ。
エサはさびき釣りの場合、コマセ(オキアミ)を凍らせた冷凍コマセ、常温のチューブ式のものがあります。
我が家はたいてい冷凍コマセなので、
- コマセを溶かすためのバケツ
- 海水を汲み上げるロープ付きのバケツ、
も持参します。
バケツはこんなもの。
左がコマセ用、右が海水汲み上げ用。右の折り畳めるバケツは、川遊び・海遊びなどでも使えて、便利です。
あると便利な小物。ゴム手袋は、釣った魚をそのまま触るのが嫌な時には便利。メゴチバサミ(上のぎざぎざのトングみたいなもの)は、危険な魚が連れた場合に手で触るのではなく、これを使って掴みます。
そして、釣り糸を切るようの小さなハサミ。現地では頻繁に糸を切ったり、結んだりしますので、すぐに使えるハサミは重宝します。
いずれも、100均で代用できるものがありますので、探してみると安くそろえられます。
ちょい投げ釣りの場合のエサは、今回はアオイソメを買っていきました。
見た目がちょっと、、針に刺すのが、、という方は多いかもしれません。
その場合、さびき釣り一本でも十分でしょう。
結果的に、今回はアオイソメでは釣れなかったため、さびきのみで十分でした。
服装
季節や天候にもよりますが、以下のような服装であればどこでも対応可能です。
- 長袖/半袖シャツ、長ズボン/短パン:暑さ・寒さによる
- 帽子:暑さ対策以外にも針などから頭を守る意味でも必要
- ライフジャケット(特に子供):釣り公園などではレンタルもあり着用が必須となっているところも。若洲海浜公園などでは柵がしっかりしているため付けていない人がほとんど
- 長靴:釣り場所によっては多少濡れているところもあります。若洲海浜公園のように濡れない場所なら、スニーカーでも大丈夫
夏場の炎天下の釣り、寒い中海風にあたりながらの釣り、は思った以上に暑さ/寒さ対策が必要です。
飲み物・食べ物
ジュースやお菓子など、子供が好きなものはたくさん持っていっておきましょう。
釣れないと、子供たちはすぐに飽きてきます。そんな時に、気を紛らすことができるものがあれば、少しは待つことができます。
夏場は、ジュースやゼリーを凍らせて持っていくことで、行きのクーラーBOXの保冷剤代わりにもなります。
釣り当日:若洲海浜公園にて
今回は、都内からすぐに行くことができ、手軽に堤防釣りを楽しめる、
『若洲海浜公園』
に行きました。東京ゲートブリッジの下にあり、眺めが気持ちの良い釣り場所です。
ここは防波堤部分がさびき釣りにちょうど良いのですが、2019年の台風19号により損壊して、現在(2020年8月時点)も防波堤部分は入ることができません。
また、コロナ禍の影響で一時閉まっていましたが、2020年7月1日より売店前護岸部分と人工磯エリアの利用が再開しています。ソーシャルディスタンスを保つため、2mずつ間隔を空けての釣りとなります。
【最重要!】釣り場所の確保
海釣り公園や、アクセスが便利な場所は、たいてい早朝から混雑します。時間帯によっては、釣り場所がなく待つこともあります。
釣りに行く場所が、どれくらいの時間帯から混んでくるのか、事前に確認して計画しておきましょう。
今回は、若洲海浜公園に5時過ぎに到着。この時間で護岸部分の釣り場は、空きがほぼなかったです。。
我が家の釣り風景。柵が大きいため、次男の身長(130)だと少し釣りづらいです。踏み台を持ってきている子供もいました。
釣れなくなってきた時間帯は、イスに座って、ジュースを飲んだり、おやつを食べたり。若洲海浜公園の護岸部分は、堤防の後ろに草地の空きスペースがあり、そこにサンシェードやレジャーシートを敷いて休憩している家族が多いです。
若洲海浜公園:2020年8月12日 朝6時45分の様子
2020年8月12日の朝6時45分の様子です。
護岸方面は場所の空きがなく、人工磯エリア方面へ人が流れていっています。
人工磯エリア方面 売店前から護岸方面
若洲海浜公園:2020年8月12日 朝7時45分
2020年8月12日の朝7時45分の護岸部分の様子です。
護岸部分は一番奥まで空きがありません。
護岸部分の奥から撮影 護岸部分の一番奥
このあと、10時前くらいになり魚が釣れなくなってきた時点で、場所がちらほらと空いていました。
安全第一!
釣りの最中は、安全第一は最優先で!
若洲海浜公園のように柵がしっかりしていて、ほぼ落ちないようなところもありますが、柵のないところや低いところなど、釣り場によって様々です。
子供が海に落ちてしまう危険性がないとは言えません。
- ライフジャケットを着用する
- 柵に登るなどの危険な行為をさせない
など、十分注意しておきましょう。
また、釣りでは針が付いた糸が予想外の方向からくることもありえます。投げ釣りしている針が引っかかった、などはよくある話。そういう点でも、帽子・長袖・長ズボンの服装が安心なのです。
釣りの最中に、想定外の事が起こったら!?
釣りの最中には、想定外の事も良くあります。既に知っていることであれば対応もできますが、危険なケースもありますので、もし対応の仕方が分からないなどの場合には、迷わず周辺のベテラン釣り師に相談しましょう。経験豊富な釣り師の方なら、たいていすぐに対応可能です。
おまつり?
良く釣り場で「おまつりだ!」「おまつった!」というキーワードを聞くことがあります。これは、他の人の竿の糸と、自分の竿の糸が絡まってしまった、ということです。
他の人が釣っているところに、自分の仕掛けを投入するのは絶対やってはいけないこと!
子供は良くありがちなので、注意して見てあげよう
お祭りは極力避けたいところですが、混雑している/風が強い、といった場合に、仕掛けが流されたりして絡まることもあります。
竿の位置を変えたりして解れれば良いですが、もし取れそうにない場合には、相手がベテランの場合には対応をお任せし、分からなければ自分の仕掛けを切ってしまいましょう。
いずれにしても、おまつりした場合には仕掛けが使い物にならなくなるのがほとんどです。さっと対応して、次の仕掛けをセットしましょう。
知らない、危険そうな魚が釣れたら…
アジやイワシなど知っている魚が釣れると良いのですが、たまに知らない、直感的に危険そうな魚が釣れる場合もあります。
魚によっては毒があったり、歯が強く噛みつかれる、ヒレが尖っている、など危険な場合もあるよ
こうした場合には、直接手でつかむのではなく、釣り道具のところで紹介したメゴチバサミを使うなどして対応しましょう。
若洲海浜公園でも、アカエイ・カサゴ・フグなどなど、危険な魚が釣れることがあります。
対応の仕方が分からない場合には、これまた周りのベテラン釣り師を頼りましょう。
たいてい嫌がらずに助けてくれます。そして、魚の名前や対応方法なども教えてくれます。
寄生虫に遭遇!?さあ、どうする?
釣れた魚の身体に、フナムシのような変な虫がついている場合もあります。
今回もかなりの数の魚に、次のような虫がついており、魚は逃しました。
これは、ウオノコバンという寄生虫で、魚の体液を吸っています。魚自体は特に問題ないのですが、見た目がちょっと…という方は、逃してしまいましょう。
釣りから帰宅後
釣りから帰った後も、子供たちと楽しめます。せっかくですので、一緒に魚をさばいたり、調べたりしてみましょう。
魚や寄生虫などを調べる
釣ってきた魚が、何という魚なのか?子供とともに、図鑑やインターネットで調べてみましょう。
自分で釣った魚なので、調べて名前が分かった魚は、ずっと記憶に残ります。
今回は、ほとんどサッパで、アジが一匹だけでした。
また、魚とともに、知らない寄生虫を調べてみたりするのも良いですね。
寄生虫は、さきのウオノコバン以外にも表面/体の中など、多数存在しています。
子供といっしょに魚をさばいてみる
魚の名前が分かって、どうやって食べるか決まったら、ぜひ子供とともにさばいてみましょう。
ウロコを取る、頭を落とす、など簡単な作業なら子供でもできるものもあります。
お母さんも助かるので(これ重要!)、ぜひお父さんと子供でトライしてみよう!
ファミリーフィッシングのまとめ
釣りは、経験がないと敬遠しがちですが、一度経験すると勝手も分かり、手軽に楽しめるレジャーです。道具などをレンタルしてくれるところも多いので、最初はレンタルしてというのもありです。
また、アソビューやTABICAなどで初心者向けの体験教室もありますので、こういうのを利用してみるのも一つの手ですね。
自分で魚を釣って、さばいて、食べる、という体験は、子供にとって貴重な経験になります。
ぜひ、家族で釣りを楽しんでみて下さい!
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