深大寺の元三大師像が東京国立博物館に出開帳(以下の記事を参考)されることを記念して、元三大師の胎内仏であった「鬼大師」(おにだいし)が205年ぶりに特別公開されます。
今回の記事は、その「鬼大師」の特別公開の紹介です。
深大寺「元三大師」東京国立博物館「出開帳」記念 元三大師胎内仏「鬼大師」特別公開
深大寺の秘仏 元三大師像の出開帳を記念して、令和3(2021)年11月3日(水・祝)~11月23日(火) 21日(日)まで元三大師胎内仏「鬼大師」が特別公開されます。
反響がすごく、21日までの予定が23日まで延長されました!
深大寺「元三大師」東京国立博物館「出開帳」記念 元三大師胎内仏「鬼大師」特別公開
期間: 令和3(2021)年11月3日(水・祝)~11月23日(火) 21日(日)
時間:10時~16時
拝観料:500円(中学生以下は無料)
場所:深大寺釈迦堂(通常は国宝 白鳳仏が展示されているところです)
元三大師像とともに、ふだんは見ることができない「鬼大師」なので、すごく貴重な機会です!
祝日・休日は人出が多く待ち時間が発生していますが、平日はそれほど並ぶこともなくゆったりと見ることができますよ
深大寺:元三大師胎内仏「鬼大師」とは?
元三大師が鬼のような身に変えた姿を「鬼大師」といいます。
205年前に深大寺の「元三大師像」と「鬼大師像」が江戸の両国に出開帳された際の記録に、「鬼大師像」が「元三大師像」の胎内仏であったことが記載されていたそうです。(参考:深大寺HP「元三大師 胎内仏「鬼大師像」~205年ぶり特別公開~」)
その後、二重の厨子に納められて秘仏として今日まで扉を開けられずにきたところを、「元三大師像」の出開帳を記念して公開に至りました。
鬼大師特別御朱印
「鬼大師」特別公開の期間中、鬼大師の特別御朱印が頒布されています。
価格は1,000円で、クリアファイル付きです。紙のみの頒布です。
江戸時代の版木から復刻した鬼大師の御朱印です。
毎年3月に行われる、だるま市での御朱印と合わせて貴重な御朱印ですね!
「鬼大師」や「角大師」などの復刻札(版画)
江戸時代の版木から刷った4種類(鬼大師、角大師、豆大師、元三大師御影)の復刻札が、数量限定で特別授与されます。各種1枚2,000円。
初日の11/3の夕方には、鬼大師・角大師の復刻札が全て終了、豆大師・元三大師御影も残り少なくなっていました。鬼大師・角大師の復刻札は、再販が予定されており深大寺HPで案内されます。
豆大師・元三大師御影は、版木の劣化保護から再販の予定はないとのことです。
元三大師像とともに必見、胎内仏「鬼大師」!!
今回の鬼大師の特別公開は、下記の元三大師像とともに205年ぶりとなります。
元三大師像も必見ですが、その胎内仏であった鬼大師も、ふだんは見られないだけあって必見!
ぜひ、東京国立博物館で元三大師像、深大寺で鬼大師、を見ましょう!
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