こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
地元である東京都調布市にある深大寺で、毎年3月3日、4日に開催される”だるま市”について、以下の情報を紹介しています。
- 深大寺だるま市の概要、行事、交通アクセス
- 深大寺だるま市を楽しむポイント
- 深大寺周辺のカフェ/スイーツ情報
- 深大寺周辺のトイレマップ
最新の深大寺だるま市の情報は『【深大寺だるま市】2023年3月の調布:深大寺だるま市情報』をご覧ください。
”深大寺だるま市”は日本3大だるま市の一つ!
深大寺の”だるま市”は、 静岡県富士市の毘沙門天大祭だるま市、群馬県高崎市のだるま市と並んで、日本三大だるま市の一つです。
三大だるま市の中では最も遅い3月に開催され、東京に春を呼ぶだるま市として有名です。
深大寺だるま市の基本的な情報を紹介します
深大寺だるま市の基本情報
「深大寺だるま市」は俗称で、正式名称は 「厄除元三大師大祭」 です。天平5年(733年)に建てられたという深大寺の行事の中でも最大の行事で、江戸時代から続く伝統行事です。
毎年3月3日、4日と決まった日程で開催されるため平日と重なることも多い深大寺のだるま市ですが、かなりの混雑となります。
以前は、10万人以上の来場者があったことも!
深大寺「厄除元三大師大祭」
3月3日、4日 午前9時~午後5時頃
深大寺:〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
交通アクセス: 次のセクションをご覧ください
深大寺だるま市の行事
深大寺だるま市では、以下のような行事が行われます。
- だるま市:だるまの販売
- お練り行列
- だるまの目入れ
- 護摩祈願:だるま市の特別護摩札が授けられます
- だるま市限定朱印の頒布(紙のみ)
次のセクションで、楽しむポイントを詳しく紹介します。
交通アクセス、周辺の駐車場の最新情報
深大寺への交通アクセスと深大寺周辺の駐車場の最新情報は、以下の記事に詳しく載せています。
深大寺だるま市の期間は、交通規制があります。深大寺通りが、両日とも一方通行(10:00~16:00)となりますので、ご注意下さい。(武蔵境通りからの進入のみ可)
深大寺だるま市を楽しむポイント
深大寺だるま市では、だるまを購入するだけでも楽しいですが、それ以外でも楽しめるポイントがたくさんあります。
毎年欠かさず行っている地元民の私が、とっておきのポイントを紹介していきます!
お練り行列
この深大寺だるま市、厄除元三大師大祭の一番の見所が「お練り行列」です。
3月3日、4日ともに14時から行われます。
儀式服であるきらびやかな袈裟に身を包んだ高僧が、雅楽衆、木遣り衆(歌い手)、裃をまとった信仰者、とともに境内をねり歩く行列は、優雅で圧巻です。
大師様の宝前に信仰者による供物が奉献される百味講、雅楽とともに比叡山以外で聞けるのが珍しい天台宗の古い声明、など大人にとっても子供にとっても珍しい光景が見られます。
だるま市でのだるま
深大寺のだるまは、もとは東京だるま(多摩ダルマと称されることもある)と俗に言われているものだったようですが、最近では高崎だるまのお店も多いです。
多摩だるまと高崎だるまで表情が少し違うので、注目してみて!
お店によりだるまの顔つきがさまざまなので、好みの顔つきのだるまを探してみましょう。
最近ではキャラクターの顔を模した小さいサイズのだるまも!
販売されているだるまは、数センチの小さいものから数十センチの大きなものまで大小さまざまです。
所狭しとだるまが並んでいるのを見るのも楽しいです。
右:5センチくらいの赤いだるまの鈴
こうしただるまはだるま市の時にしか買えませんが、参道のお店でだるまを扱っているお店もありますので、こちらは普段でも手に入ります。
見出しの写真の小さいだるまはだるまみくじのもので、こちらもだるま市以外でも手に入ります。
だるま市のだるまの値段
だるまの値段は、数百円から数千円と大きさにより異なります。
写真だと分かりづらいですが、この22cmの多摩だるま(左)で3000円、20cmの高崎だるま(右)で2500円でした。
一番大きな特大だるまで、2万円~3万円くらい!
一つ一つのだるまを作る手間はそれほど変わらないため、大きなだるまの方が割安です
だるまみくじ
このだるまみくじは、深大寺だるま市以外のときにもあります。
ただ、だるまの目入れをしてもらえるのは、だるま市の時だけ!
だるまみくじの小さなだるまでも、ちゃんと目入れをしてもらえます!
写真の小さいだるまが、だるまみくじのだるまです
だるまの目入れ
だるま市のときのみ、特設の『だるま開眼所』で僧侶の方に目入れをしてもらえます。
だるまの片方の目に梵字(インドの古い文字)を入れる深大寺独特のもののようです。
購入しただるまの左目には物事の始まりを意味する「阿」字を入れて開眼、願い事がかなっただるまはお寺に持参すれば右目に物事の成就を意味する「吽」字を入れてもらえ、そのままお寺に納めることもできます。(だるま納め所は元旦より3月4日まで)
写真のように、おみくじだるまの目にもきちんと目入れしてもらえます!
好みのだるまを見つけ、願い事とともに目入れしてもらうと良いですね!
だるま市限定の御朱印
深大寺だるま市のときだけ手に入る、限定の御朱印があります。紙のみでの頒布ではありますが、非常に味わい深いものです。
御朱印は、境内の右手にある朱印所で手に入ります。
だるま市限定の御朱印以外にも、深大寺の御朱印は集めたくなるものばかり!
『深大寺の散策前後に読みたい本』にある御朱印の本でも紹介されてるよ
深大寺名物
だるま市は深大寺の境内・山門周辺がメインですので、全て見て回るのはそれほど時間がかかりません。
ただ人が多く時間がかかり疲れてきた時には、深大寺名物を味わいましょう。
参道にあるお店、あめやは有名ですね!
名物そばぱん、そばサンド、くさもち、そばまんじゅうなど、小腹を満たすことができます。
八起の店先でもおだんごやそばまんじゅうが売られています。我が家は毎回八起のみたらし団子です。
他のお店でも、だんごやまんじゅう、せんべい、など色々とありますので、見て回るのも楽しいです。
だるま市のときには屋台もたくさん出ています。
そして、 参道入ってすぐの鬼太郎茶屋には鬼太郎のキャラクターを模したメニューが多数あります。鬼太郎グッズも多数販売していますので、こちらもこどもは楽しめます。
深大寺名物といえば”そば”があまりにも有名ですが、こうした甘味処もオススメです。
ちなみに、大人向けには”深大寺ビール”もあります。ホッピーで有名なホッピービバレッジが製造元です。
深大寺だるま市とともに神代植物公園や自由広場へ
深大寺の裏手からすぐに行ける神代植物公園(下の写真の赤矢印で1分ほど)は、散策するのにオススメです。
有料ですが広々としておりほんとに気持ちが良い植物公園!
自由広場はさらにその北(下の写真の黄色矢印で2,3分ほど)、こちらは無料で遊べる広場です。広い原っぱと、遊具があり、こどもは存分に楽しめます。
深大寺周辺のカフェ/スイーツ情報
深大寺周辺には、お蕎麦屋、お茶屋、などは参道にも多くありますが、カフェ/スイーツとなるとそれほど多くありません。
参道には、さきほど紹介した鬼太郎茶屋くらいです。
カフェ
曼珠苑
深大寺通りを武蔵境通りに少し行ったところにある、非常に雰囲気の良い和テイストなカフェです。
おしるこ、煎茶、自家焙煎コーヒー、アイスクリームなどがあります。
東京都調布市深大寺元町3-30-3
ケーキ&コーヒー TOM&SAM
深大寺通りと武蔵境通りの交差点にある一軒家のカフェです。店内は、2~4人用のテーブルが5つくらいあります。
ご夫婦でされており、昔ながらのケーキ、ドリンクが味わえます。ケーキは持ち帰りも可能です。
東京都調布市深大寺元町3-39-5
スイーツ
以下の記事で紹介したパタータドルチェさんは、不定期での開店ですので、事前にSNSなどでスケジュールをチェックしておくと安心です。
【オススメ】調布:深大寺近くの天然スイーツ!パタータドルチェさんの”つぼ焼き芋”を紹介
深大寺周辺のトイレマップ
だるま市のように混雑する時には、トイレを探すのに困ることもあります。
幸い、深大寺周辺にはお蕎麦屋さんなどのお店が多数あるため、お店に入ればトイレはあります。
お店以外で、無料で利用できるトイレの位置を載せておきます。
深大寺境内には2つ、こちらのトイレは小さいです。
そして参道の観光案内所に1つ、南側の水生植物園に1つあります。
下の地図は、さきほど紹介した深大寺の北側の自由広場近辺のトイレマップです。
②のトイレが深大寺からは一番近く、だいたい450mくらいです。
自由広場内には、①のトイレと、総合体育館内にもトイレがあります。
地図の上側、赤い四角で囲った部分は、植物多様性センター内のトイレです。こちらは無料では入れます。深大寺からは少し距離があり、750mほどあります。
過去の深大寺だるま市の情報
過去の深大寺だるま市の開催情報・レポート情報です。
- 【深大寺だるま市】2023年3月の調布:深大寺だるま市情報
- 【深大寺だるま市】2022年3月の調布:深大寺だるま市情報
- 【深大寺だるま市】2021年3月のだるま市レポート
- 2020年3月 深大寺だるま市レポート
深大寺だるま市には、毎年行くので、最新情報をアップデート、レポートしていきます
春を呼ぶだるま市、深大寺だるま市を楽しもう!
この記事では、深大寺だるま市の概要と、楽しむポイントを紹介しました。
- お練り行列
- だるま市のだるま
- だるまの目入れ
- 深大寺名物
- 深大寺周辺のカフェ/スイーツ情報
都心からのアクセスも良く、パワースポットとしても知られる深大寺。
「東京に春を呼ぶだるま市」と言われる深大寺だるま市を、ぜひ楽しんでみて下さい!
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