
こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
東京都調布市にある深大寺で、毎年3月3日、4日に開催される”だるま市”について、こどもと楽しむ視点で書いていきます。

2020年のだるま市の様子は、以下でレポートしていますので、よろしければご覧下さい!
深大寺のだるま市とは?
深大寺の”だるま市”は、 静岡県富士市の毘沙門天大祭だるま市、群馬県高崎市のだるま市と並んで、日本三大だるま市の一つです。
三大だるま市の中では最も遅い3月に開催され、東京に春を呼ぶだるま市として有名です。
深大寺「厄除元三大師大祭」
3月3日、4日 午前9時~午後5時頃
深大寺:〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
交通アクセス: 深大寺の交通アクセスはこちら
交通規制あり 深大寺通り 両日とも一方通行(10:00~16:00)
※三鷹通りから進入は不可。武蔵境通りより進入のみ可。
正式名称は 「厄除元三大師大祭」 で、天平5年(733年)に建てられたという深大寺の行事の中でも最大の行事で、江戸時代から続く伝統行事です。
毎年3月3日、4日と決まった日程で開催されるため平日と重なることも多い深大寺のだるま市ですが、かなりの混雑となります。
境内に所狭しとだるま販売のお店が並ぶため、身動きが取れないほどになる時もあります。
深大寺は階段や坂も多いので、だるま市では小さい子供さんをベビーカーに乗せて移動は厳しいですね。
深大寺のだるまは、もとは東京だるま(多摩ダルマと称されることもある)と俗に言われているものだったようですが、最近では高崎だるまのお店も多いようです。

深大寺のだるま市:子連れで楽しむポイント
深大寺のだるま市のだるま
お店によりだるまの顔つきがさまざまなので、好みの顔つきのだるまを探してみましょう。
最近ではキャラクターの顔を模した小さいサイズのだるまもあります。
販売されているだるまは、数センチの小さいものから数十センチの大きなものまで大小さまざまです。
値段も数百円から数千円と大きさにより異なります。
所狭しとだるまが並んでいるのを見るのも楽しいです。
右:5センチくらいの赤いだるまの鈴
こうしただるまはだるま市の時にしか買えませんが、参道のお店でだるまを扱っているお店もありますので、こちらは普段でも手に入ります。
見出しの写真の小さいだるまはだるまみくじのもので、こちらもだるま市以外でも手に入ります。
深大寺のだるま市のだるまの目入れ
だるま市のときのみ、特設の『だるま開眼所』で僧侶の方に目入れをしてもらえます。
だるまの片方の目に梵字(インドの古い文字)を入れる深大寺独特のもののようです。
購入しただるまの左目には物事の始まりを意味する「阿」字を入れて開眼、願い事がかなっただるまはお寺に持参すれば右目に物事の成就を意味する「吽」字を入れてもらえ、そのままお寺に納めることもできます。(だるま納め所は元旦より3月4日まで)
下の写真のように、おみくじだるまの目にもきちんと目入れしてもらえます。
好みのだるまを見つけ、願い事とともに目入れしてもらうとこどもも喜びます。

また、目入れしてもらわなくても、家でこどもが自分で目入れすることで愛着がわきます。
我が家でも、いくつかのだるまはそうしています。
深大寺名物
だるま市は深大寺の境内・山門周辺がメインですので、全て見て回るのはそれほど時間がかかりません。
ただ、人が多く時間がかかってしまい、こどもは疲れてくるかもしれません。
そんな時は、参道にあるお店に行きましょう。あめやは有名ですね。
名物そばぱん、そばサンド、くさもち、そばまんじゅうなど、小腹を満たすことができます。
八起の店先でもおだんごやそばまんじゅうが売られています。我が家は毎回八起のみたらし団子です。

他のお店でも、だんごやまんじゅう、せんべい、など色々とありますので、見て回るのも楽しいです。
そして、 参道はいってすぐの鬼太郎茶屋には鬼太郎のキャラクターを模したメニューが多数あります。鬼太郎グッズも多数販売していますので、こちらもこどもは楽しめます。

深大寺名物といえば”そば”があまりにも有名ですが、こどもがそれほどそばに興味を示さない場合(たいていそんな気がしますが、、我が家はそうです)には、こうした甘いもので機嫌をとってみましょう。
ちなみに、大人向けには”深大寺ビール”もあります。ホッピーで有名なホッピービバレッジが製造元です。
こどもが飽きたら公園へ
それでもこどもが飽きてきたら、神代植物公園か、自由広場へ行って思い切り走り回って一緒に遊びましょう。
神代植物公園は深大寺のすぐ裏(下の写真の赤矢印で1分ほど)、有料ですが広々としておりほんとに気持ちが良い植物公園です。
自由広場はさらにその北(下の写真の黄色矢印で2,3分ほど)、こちらは無料で遊べる広場です。広い原っぱと、遊具があり、こどもは存分に楽しめます。
この自由広場、夏にはかぶとむしなども捕れるのですが、その話題はまた別で。

深大寺周辺のトイレマップ
子連れの場合、特にだるま市のように混雑する時には、トイレを探すのに困ることもあります。
幸い、深大寺周辺にはお蕎麦屋さんなどのお店が多数あるため、お店に入ればトイレはあります。
お店以外で、無料で利用できるトイレの位置を載せておきます。
深大寺境内には2つ、こちらのトイレは小さいです。
そして参道の観光案内所に1つ、南側の水生植物園に1つあります。

下の地図は、さきほど紹介した深大寺の北側の自由広場近辺のトイレマップです。
②のトイレが深大寺からは一番近く、だいたい450mくらいです。

自由広場内には、①のトイレと、総合体育館内にもトイレがあります。
地図の上側、赤い四角で囲った部分は、植物多様性センター内のトイレです。こちらは無料では入れます。深大寺からは少し距離があり、750mほどあります。
①自由広場のトイレ ②駐車場横のトイレ ③総合体育館入口
こどもと楽しむ深大寺のだるま市のまとめ
この記事では、深大寺だるま市の概要と、特に親子で楽しむ以下のポイントを記載しました。
- 深大寺のだるま
- 深大寺だるま市のだるまの目入れ
- そば以外の深大寺名物
- こどもが飽きたときには公園へ
- 深大寺周辺のトイレマップ
こどもが興味を持つポイントはそれぞれだと思いますので、子連れの場合には「楽しんでるかな?」「飽きてきたかな?」と観察しながら、親子で一緒にだるま市を楽しみましょう。
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