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おとん、スマホやとオンライン学習の画面見難いわ。
なんとかしてーやー

よっしゃ、専門領域や、まかしとき!
大学時代のMacintoshからはじまり、IT業界で20年以上、いろんなパソコンを使い続けているおかさん(@OtonTech)です。
我が家でも本格的にオンライン学習が始まり、スマホだと画面が見づらいため、パソコンやタブレットを併用しています。

今回は、オンライン授業/学習に最適なパソコンの選び方、おすすめパソコンを紹介します!
この記事を読めば、以下のようなことが分かります。
- Zoom / Skype / Teams / Google Meet などを利用する場合の最適なパソコンのスペック
- 価格帯別のオンライン授業/学習向けのおすすめパソコン
Zoomなどのオンライン授業/学習に最適なパソコンの選び方
オンライン授業・オンライン学習をする際のパソコン選び、迷いますよね。

ずばり、各ツールの推奨スペックから導き出したスペックを解説します!
デスクトップパソコンとノートパソコンがありますが、オンライン授業・オンライン学習で利用するなら、ノートパソコンで十分です。
一般的に、同じ価格帯であればデスクトップパソコンの方がノートパソコンよりも高性能のものが買えます。
またデスクトップパソコンの場合、カスタマイズが柔軟にできます。
- モニタを大画面にしたい
- eスポーツやオンラインゲーム専用のパソコンにしたい
- 動画編集をさくさくしたい
などの用途に応じて、色々とカスタマイズ可能です。
そのため、パソコンまわりの知識をある程度知っている必要があります。
高性能のデスクトップパソコンを買って、そのまま使い続ける、というのももちろん可能です。
オンライン授業/学習のノートパソコンに最適なスペックは?
オンライン授業・オンライン学習を受けるにあたり、モニタ、Webカメラ、マイク・スピーカー、無線LAN(もしくは有線LAN端子)は、必須になります。
その上で、パソコンのスペックとして確認しないといけないのが、
プロセッサ(CPU)とRAM(メモリ)
です。

CPUから後から変えられないけど、メモリはあとから入れ替えたり、増設することができるよ
オンライン授業・オンライン学習でZoomなどを利用する場合、以下のスペックを目安に選ぶと良いです。
最低でも、
オススメは、
上記くらいのスペックがあれば、Zoomのバーチャル背景の機能も十分利用できます。

プロセッサ(CPU)は、IntelとかAMDとかいうやつですね。パソコンの処理を行う、頭の部分です。
昔は1つのパソコンに1つのCPUのシングルだったものが、CPUを2つ搭載するデュアル、CPUを4つ搭載するクアッド、とどんどん高性能になっています。

当然、数が多いほうが処理速度が高いけど、その分おねだんもお高い…
プロセッサ(CPU)は一度パソコンを選ぶと、ノートパソコンの場合には基本的に変えられません。
予算に余裕があるなら、高い性能のものを選んでおいた方が後で後悔しないでしょう。

作業効率がぜんぜんちがうよ!
RAM(メモリ)は、多ければ多いほど一度に利用できるソフトも多くなります。
よく、勉強机に例えられますが、メモリが多いと机も大きくなり、作業できるスペースが多い、というイメージです。
メモリが少ないと、メモリ(勉強机)に乗り切らない情報に関してはHDD(引き出しのイメージ)に置かれることになります。
メモリとHDDでは、物理的なアクセス速度が圧倒的にメモリが早いため、HDDに置かれた情報にアクセスする必要が出てきた場合には、その分時間がかかることになります。
机の上に置いている教科書と、机の引き出しに入れている教科書、手に取る速さが違いますよね。そんなイメージです。
パソコン自体の仕様にもよりますが、メモリはあとから増やしたり、メモリの空きスロットさえあれば追加することもできます。(ある程度の知識は必要となります)

予算が許すならば、最初から大容量のメモリを選んでおいた方が安心!
あと気になるスペックとしては、HDDかSSDか、と重さです。
SSDの方が情報の読み書きの速度が早いです。最近のノートパソコンはSSD搭載の機種が多いため、SSDを選んでおけば間違いないです。
重さは、持ち運びが多いなら軽めのものを、自宅だけで使うのであれば多少重くても大丈夫、とそれぞれの利用シーンに応じて選びましょう。
オンライン授業/学習で使われる各種ツールの比較
オンライン授業・オンライン学習で利用するツール、Zoom / Skype / Teams / Google Meet などは推奨スペックを公開してくれています。

これまで書いた最適なスペックは、ここから導き出したものだよ
- Zoomのヘルプセンターの情報
- バーチャル背景利用時にはさらにスペックがあがります
- Skypeのシステム要件
- Teamsのハードウェア要件
- Google Meetを利用するための要件
参考までに、Zoom / Skype / Teams / Google Meet のハードウェアスペックの比較表はこちらです。(2020年5月9日時点)
Zoom | Skype | Teams | Google Meet | |
会社 | Zoom | Microsoft | Microsoft | |
Win | Windows 10 Windows 8または8.1 Windows 7 SP1以降を搭載のWindows Vista SP3以降を搭載のWindows XP | Windows 10 バージョン 1507 以降 Windows 8.1 Windows 8 Windows 7 (32/64ビットに対応) | Windows Server 2012 R2+ Windows 10 Windows 8.1 (32 ビットおよび 64 ビット) | 最新バージョンと その 2 つ前までのメジャー リリース |
Mac | MacOS 10.7以降を搭載の Mac OS X | Mac OS X 10.10 以降 | 最小 Intel プロセッサ (Core 2 Duo 以降) | 最新バージョンと その 2 つ前までのメジャー リリース |
iOS | ○ | iOS 10 以降 | iPhone/iPad/iPod touch と互換性あり サポート対象: 最新の 2 つのメジャー バージョンの iOS | 記載なし (恐らく上記と同じ) |
Android | ○ | Android スマホ/タブレットと互換性あり サポート対象: 最新の 4 つのメジャー バージョンの Android | 記載なし (恐らく上記と同じ) | |
タブレット | Win 8.1を実行するSurface PRO 2 Win 10を実行するSurface PRO 3 iOSとAndroidデバイス BlackBerryデバイス | 上記のiOS, Androidを参照 | 上記のiOS, Androidを参照 | 記載なし (恐らく上記と同じ) |
プロセッサ | デュアルコア2Ghz以上 (i3/i5/i7またはAMD相当)推奨 | Win:1 GHz 以上 Mac:1 GHz 以上の Intel プロセッサ (Core 2 Duo) | 最小 2.0 GHz (またはそれ以上) (32 ビットまたは 64 ビット) | HD 動画の利用には、 2.2 GHz Intel 第 2 世代 i3 / i5 / i7、 AMD と同様 またはそれ以上の CPU が必要 |
RAM | 4GB | Win:512 MB 以上 Mac:1 GB 以上 | 4.0 GB RAM | 記載なし |
推奨帯域幅 グループビデオ通話 | 高品質ビデオ: 600kbps/1.2Mbps(上/下) ギャラリービュー: 1.5Mbps/1.5Mbps(上/下) | グループ ビデオ通話(3 人) 512kbps / 2Mbps(上/下) | グループビデオ通話 500 kbps/1Mbps(上/下) HD グループビデオ通話 (1080 p の画面で 540 p のビデオ) 1Mbps/2Mbps(上/下) | (参考:従来のハングアウト情報から) 最小限必要な帯域幅 300 kbps/300 kbps(上/下) グループ ビデオ通話 3.2 Mbps/4.0 Mbps(上/下) |
オンライン学習/授業におすすめのノートパソコン
現在、発売されているノートパソコンから、おすすめをピックアップしました。

どのメーカーも、私が仕事や趣味で使ったことがあるものです
パソコンとタブレット、どちらがおすすめ?ということを良く聞かれますが、タブレットに関しては別記事で紹介してからにします。
オンライン学習/授業におすすめのノートパソコン【5~10万円】
できるだけ安くすませたい、という場合、この価格帯になります。

5万円以下だと、中古パソコンであれば見つかるよ
オンライン授業/学習以外には、Webや動画を見るくらいで、Officeも不要という人向けです。
Lenovo IdeaPad L340

CPUはAMD社製 Ryzen5 クアッドコア(Core i5相当)、メモリ8GB 、256GBのSSD、のスペックが6万円台はお買い得!
Dell Inspiron 15 3593 <2020年5月16日発売>
Dellの新しいモデルのノートパソコンで、スペックは幾つかのパターンから選べます。

CPUは第10世代のCore i5のクアッドコア、メモリ8GB 、512GBのSSD、Office付きのモデルもあるよ
オンライン授業/学習におすすめのノートパソコン【10~15万円】
この価格帯になると、できることが広がります。また、Macも選択肢に入ってきます。
WordやExcelでの資料・レポート作成が必要であれば、Office付きも選べる価格帯です。
Dell Inspiron 15 3593 <2020年5月16日発売>
5万~10万の価格帯で紹介したDellのノートパソコンの上位モデルです。

CPUは第10世代Core i7のクアッドコア、メモリ8GB 、512GBのSSD、Officeなしモデルです。
Lenovo Ideapad S540 <2020年5月18日発売>

CPUはCore i5(Corei 7のモデルもあり)のクアッドコア、メモリ8GB 、512GBのSSD、Office付きモデルです。
Apple MacBook Air/Pro
プログラミング(特にWeb系、フロントエンド)をする、デザイン関係(動画・画像なども)、など用途が明確であればMacは向いています。
一方で、パソコンの世界ではMac OSはマイナーなので、WordやExcelを使いたい、などのケースで苦労する場合もあります。(Windowsでふつうに使えるソフトが、Macではふつうに使えなかったり、ない場合もあります)

最新モデルのMacBook Airは1.29kgと、持ち運びにも便利!

MacBook Proも重さは1.4 kgとノートパソコンでは軽い方。
性能的にも申し分なしです。
オンライン授業/学習におすすめのノートパソコン【15万円~】
この価格帯のパソコンは、オンライン授業/オンライン学習だけでなく、動画や画像を扱いたい、など処理能力が求められる他の作業も行いたい、という要望にこたえてくれます。

高性能のノートパソコンが多いので、さくさく動いて効率があがるよ
マイクロソフト Surface Book 2
2020年6月のSurface Book 3の発売間近のため、お買い得なモデルです。

第 8 世代 Core i7のクアッドコア、メモリ8GB 、256GBのHDD、Office付きモデルです。
SSDではないのですが、他の性能が高いため、あまりストレスを感じません。

私はSurface Book 2の前の初代Surface Bookを利用しています。満足度は、かなり高いです!
Apple MacBook Pro
先に紹介したMacBook Proの上位版です。

CPUは第 10 世代 Core i5のクアッドコア、メモリが16GB、512GBのSSDと、十分な性能!
モニタが13インチだけど、15インチ以上のモデルもあるよ
おかさんのイチオシパソコン:オンライン授業以外でも活躍!
Surface Book 3、いま一番私がほしいパソコンです。
2020年6月に発売予定の最新モデルです。

CPUは第 10 世代 Core i5のクアッドコア、メモリが8GB、256GBのSSD!
各スペックはより高性能のものも選べます(がその分おねだんはあがります、、)
オンライン授業・オンライン学習のみならず、学校でも、仕事でも、十分に利用可能なハイスペックなノートパソコンです。

Surfaceシリーズは、モニタが取り外せてタブレットとしても利用できます!
それとSurfaceペンが思いのほか便利♪
予算が許すなら、ぜったいに買いのパソコンです!
まとめ
急にオンライン授業がはじまった方も多いと思いますが、パソコン選び、迷いますよね。
オンライン授業・オンライン学習以外に、何をしたいか?次第で、どんなパソコンを買えばよいか、変わってきます。

したいことと、予算に応じて、自分にあったノートパソコンを見つけてみてください!

今、私が買うならSurfaceシリーズ!
(予算さえ許せば…)
Surface Book3、欲しい…
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