こんにちは、おかさん(@OtonTech)です。
ブログを書いている方、自身のブログのSSL証明書の内容をご存知でしょうか?
AppleのSafariで、2020年9月からSSL証明書の有効期間が398日よりも長いサイトは繋がらなくなるかもしれない、という「2020年9月よりAppleがSSL証明書の有効期間を13か月に短縮!詳細や対策とは?」の記事を見て、気になって確認してみました。
Webに携わって20年近く、仕事で幾つもWebサービスを構築し、証明書を導入した経験からの記事だよ
今回は、ブログで利用しているSSL証明書の確認方法の紹介です。
エックスサーバーやconohaの無料独自SSL利用の場合、あまり問題にならないのですが、いざという時のために知っておいて損はない知識です。
ChromeでのSSL証明書の確認方法
Chromeの場合、デベロッパーツール(検証)画面で確認できます。
URLが、”https“から始まるウェブサイトにアクセスして、以下のいずれかの方法でデベロッパーツールを表示します。
- 「F12」キーをクリック
- ページ内で右クリックして、出てくるメニューから「検証」を選択
- 「Ctrl」+「Shift」+「I」のキーを全て同時にクリック
すると、以下のようにデベロッパーツールが表示されるので、以下の手順でSSL証明書の内容を表示できます。
- Securityのタブを選択
- View certificateを選択
表示されたSSL証明書の内容です。
有効期間のところに期限が記載されています。発行者なども確認可能です。
”詳細”タブでは、SSL証明書の署名アルゴリズムや公開キーなど、SSL証明書に含まれている各種の情報が参照できます。
EdgeでのSSL証明書の確認方法
Edgeの場合、URLのところにある鍵マークをクリックして、「証明書の表示」をクリックします。
以下のように、SSL証明書の内容が表示されます。ここで有効期限の確認が可能です。
エックスサーバーやConoHa WINGの場合のSSL証明書の有効期限
エックスサーバーやConoHa WINGで、無料独自SSLを利用の方も多いでしょう。
どちらも自動更新されるため、有効期限に関して問題ありません。
エックスサーバーの無料独自SSL:有効期限は発行日から90日間で自動更新
ConoHa WINGの無料独自SSL:有効期限は発行日から1ヶ月で自動更新
私はConoHa WINGを利用しているため、以下の記事であったような問題は大丈夫でした。
「2020年9月よりAppleがSSL証明書の有効期間を13か月に短縮!詳細や対策とは?」
証明書の有効期限が切れるとどうなるの?
そもそも期限が切れるとどうなるの?
証明書の有効期限が切れた場合、ユーザがサイト/ブログを訪問した際に、
「有効期限」に関するアラートが表示
されます。ユーザが受け入れた場合、ページ閲覧は可能なのですが、たいていの場合アラートが出た段階で離脱されます。
また、Webサーバーによっては繋がらなくなるケースもあるため、
SSL証明書の有効期限切れは避けた方が安心なのです。
SSL証明書の確認方法のまとめ
ブログやサイトのSSL化はやっていても、SSL証明書の内容まではあまり気にしていない場合が多いと思います。
今回は、SSL証明書の内容の確認方法を紹介しました。
自分のブログの仕組みについて、少し詳しくなれますよ!
ぜひ、一度はチェックしてみて下さい。
記事中でも紹介した、ConoHa WINGやエックスサーバーの無料の独自SSLを使っている限りは安心!手間をかけずに安心したい場合には、どちらかのレンタルサーバがオススメですよ!
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