Zoom/Teams/Meetでオンライン授業!必要なパソコンのスペックは?

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オンライン授業で必要なパソコンのスペック

画像出典:pixabay

IT業界で20年以上、数多くのパソコンを使い続けているおかさん(@OtonTech)です。自宅で、ZoomやSkype、Google Meetなどを利用する機会も増えてきて、パソコンのスペックが気になるケースも出てきました。

おかさん
おかさん

今回は、オンライン授業/学習で良く使われるZoom / Skype / Teams / Google Meet などを利用する場合の最適なパソコンのスペックを解説しています

予算別のオススメパソコンが知りたいかたは、『【予算帯別】オンライン授業/学習のおすすめパソコンはこれ!』を参考に!

パソコンのスペックが低いと、一部の機能が使えなかったり、オンライン授業やリモートワーク中の快適さが損なわれてしまいます。

一度買ったパソコンのスペックを上げることはできない/ハードルが高いため、パソコンを選ぶ際にスペックには慎重になりたいですね。

オンライン授業/学習のパソコンに最適なスペックはこれ!

オンライン授業/学習やリモートワークで、基本的に必須となる、モニタ、Webカメラ、マイク・スピーカー、無線LAN(もしくは有線LAN端子)は、「オンライン授業/学習に最適なパソコンの選び方」で紹介しています。

ここでは、オペレーションシステム(OS)、プロセッサ(CPU)、メモリ(RAM)、ハードディスク(HDD / SSD)に絞って、解説していきます。

オペレーションシステム(OS)

パソコンのオペレーションシステム(OS)では、この2つのどちらかになります。

Windows:Microsoftが提供するOS。各社から販売されているWindows搭載パソコンで動作
Mac OS:Appleが提供するMacに搭載されているOS

OSという意味では、他にChromebook上で動作するGoogleが提供するChrome OS、iPhoneなどApple製のスマホで動作するiOS、同じくスマホ分野でAndroid、などがあります。

利用するサービス/ツールやソフトウェアが、選ぼうとしているOSで動作するのか、はチェックしておく必要があります。

プロセッサ(CPU)とRAM(メモリ)

プロセッサ(CPU)とメモリ(RAM)は、パソコンの心臓ともよべる部分で、性能や快適さを左右します。

オンライン授業・オンライン学習でZoomなどを利用する場合、以下のスペックを目安に選ぶと良いです。

最低でも、

プロセッサ(CPU): デュアルコア2Ghz以上(Core i5)
RAM: 8GB

オススメは、

プロセッサ(CPU): クアッドコア2Ghz以上(Core i7)
RAM: 16GB

上記くらいのスペックがあれば、Zoomのバーチャル背景の機能も十分利用できます。

おかさん
おかさん

ここで出しているスペックは、後述の各種ツールの推奨スペックから出しています

ハードディスク(HDD / SSD)

ハードディスクは、もちろん多いに越したことはないですが、オンライン授業/学習という視点だと、以下で十分です。

HDD: 256GB~
SSD: 128GB~

HDDとSSDとで容量が異なっているのは、SSDの方が高価であるためです。

オンライン授業以外に動画や画像などを多く扱うということであれば、もっと容量が多いものを選んでおけば良いでしょう。

おかさん
おかさん

HDDやSSDは、足りなくなれば外付けのもので拡張できるので、あまり心配せず予算に応じて選びましょう。

また、「Dropbox」などのクラウド型ストレージを利用すれば、PCの買い替えなどの移行時にもファイルをPCからPCへ移す必要がないため、容量も拡張でき一石二鳥です。

オンライン授業/学習で使われる各種ツールの推奨スペック

オンライン授業・オンライン学習で利用するツール、Zoom / Skype / Teams / Google Meet などは推奨スペックを公開してくれています。

おかさん
おかさん

これまで書いた最適なスペックは、ここから導き出したものだよ

参考までに、Zoom / Skype / Teams / Google Meet のハードウェアスペックの比較表はこちらです。(2021年4月25日更新)

ZoomSkypeTeamsGoogle Meet
会社ZoomMicrosoftMicrosoftGoogle
WinWindows 10
Windows 8または8.1
Windows 7
Windows 10 バージョン 1809 以降Windows 10、ARM 上の Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2最新バージョンと
その 2 つ前までのメジャー リリース
MacmacOS XとmacOS 10.9以降Mac OS X 10.10 以降MacOS の 3 つの最新バージョンのいずれか最新バージョンと
その 2 つ前までのメジャー リリース
iOSiOS 10 以降iPhone/iPad/iPod touch と互換性あり
サポート対象:
最新の 2 つのメジャー バージョンの iOS
iOS 12.0 以降
AndroidAndroid OS 4.0.4 以上 (スマートフォンとタブレット)
ChromeOS バージョン M53 以上 (Chromebooks)
Android スマホ/タブレットと互換性あり
サポート対象:
最新の 4 つのメジャー バージョンの Android
Android 5.0 以降
タブレットSurface PRO 2またはWin 8.1以降
iOSとAndroidデバイス
BlackBerryデバイス
上記のiOS, Androidを参照上記のiOS, Androidを参照記載なし
(恐らく上記と同じ)
プロセッサデュアルコア2Ghz以上
(i3/i5/i7またはAMD相当)推奨
Win:1 GHz 以上
Mac:1 GHz 以上の Intel プロセッサ
(Core 2 Duo)
Windows:最小 1.6 GHz 以上、2コア

Mac:インテル® Core Duo プロセッサー
デュアルコア プロセッサ(最小要件)
RAM4GBWin:512 MB 以上
Mac:1 GB 以上
4.0 GB RAM2GB(最小要件)
推奨帯域幅
グループビデオ通話
高品質ビデオ:
600kbps/1.2Mbps(上/下)
グループビデオ通話(1080p HDビデオ):
3.8Mbps/3.0Mbps(上/下)
グループ ビデオ通話(3 人)
512kbps / 2Mbps(上/下)
グループビデオ通話
500 kbps/1Mbps(上/下)
HD グループビデオ通話
(1080 p の画面で 540 p のビデオ)
1Mbps/2Mbps(上/下)
(参考:従来のハングアウト情報から)

最小限必要な帯域幅
300 kbps/300 kbps(上/下)
グループ ビデオ通話
3.2 Mbps/4.0 Mbps(上/下)
各社のHPから調査した比較表(2021年4月更新)

ChatWork Live、FacebookのMessenger Rooms、LINEのグループビデオ通話など、オンライン会議で使われるツールは他にもありますが、パソコンでの利用時のスペックなどの情報がオモテに出ていないことから、今回は比較の対象外としています。

オンライン授業で必要なパソコンのスペックのまとめ

オンライン授業やリモートワークで必要なパソコンのスペック、どうやって判断すればいいの?という方は多いと思います。

ZoomやTeamsなど、主要なオンライン会議サービスでは最低要件の推奨スペックを出していくれているので、ある程度参考になります。

この記事では、それらを参考にしつつ、快適に利用できるという視点で最適なスペックを紹介しました。

おかさん
おかさん

ここで紹介した情報がパソコン選びの参考になればうれしいです

 

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